FIT固定価格買取制度
FIT固定価格買取制度
- FIT固定価格買取制度は、わが国の再生可能エネルギーを発展・普及させるため国が法律によりインセンティブを設け、再生可能エネルギーで発電された電力を長期間(最長20年間)にわたって、有利な固定価格で電力会社に買い取らせる制度。
- 2012年7月1日から始まったこの制度も今年で8年目を迎え、今後は再生可能エネルギーの種類ごとの普及状況を睨みながら、徐々に引き下げていく方向となっています。
- 現在の買取価格※と期間等については、こちらをご覧ください。
※メタン発酵発電については、2021年度内に「系統接続契約【注1】」及び「事業認定【注2】」が完了していること。
【注1】発電場所を管轄する電力会社と系統(送電網)接続に関する契約。
【注2】経済産業大臣による事業認定。
- バイオマス発電による買取価格と期間
※a.~e.=木質又はその他バイオマスの燃焼又はガス化燃焼によるもの。
区分 メタン発酵 a.間伐材2MW未満 b.間伐材2MW以上 c.一般木質 d.建設廃材 e.一般廃棄物 調達価格 39円+税 40円+税 32円+税 24円+税 13円+税 17円+税 調達期間 20年間 20年間 20年間 20年間 20年間 20年間
- メタン発酵ガス化発電による買取価格は、地熱発電(15,000kW未満)と未利用材由来の木質発電(2,000kW未満)の40円(税別)に次いで、39円(税別)となっており、1,000kW級のメタン発酵ガス化発電施設の年間※売電料金は、単純計算で約3.2億円ほどが見込まれることになります。
※8,000時間(=24時間/日×334日)で試算。
※メタン発酵発電施設は、ほとんどのケースが「廃棄物処理施設」であることから、売電料金のほかに「廃棄物処理料金」が売上として計上できます。
- FIT固定価格買取制度については、資源エネルギー庁が監修している「こちらのガイドブック」に詳しく解説されています。
- New 再生エネ発電設備導入状況
- 資源エネルギー庁のホームページ「なっとく再生可能エネルギー」も併せてご覧ください。
わが国の再生可能エネルギーの制度や最新情報について、分かりやすく楽しく学ぶことができます。
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